臨床検査技師の転職(私の場合)

仕事
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医療職だから転職楽でしょう?良いなあ

・・・。そうだね

今は少し検査技師の仕事から離れてしまったので気が楽になりましたが、転職する時は結構大変だった記憶があります。検査技師はちょっと特殊な職種になると思います。私の当時の転職事情をお話しいたします

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1.臨床検査技師の転職時期

検査技師の転職時期も夏の賞与や冬の賞与後、年明け後、春先が多いと聞いています。

賞与直前は求人数も減る印象があります。それはどの職種も一緒かなとは思います。もし、転職を考えている方は時期を見極めてから動く方がいいと思います。私は、やめたはいいものの求人数が圧倒的に少なく、求人があっても興味の持てない求人ばかりで自分の希望の職場がなく焦ってしまったことがありました。求人数の多い時期に動くのが動きやすいと思います

2.臨床検査技師の転職先

①大学病院

大学病院は圧倒的に少なかった印象です。時々、産休育休代わりで募集をみましたが、期間限定(約1年間)だった記憶があります。ただ、次のステップアップに勤めていた方がいましたので、それは各個人の考え方かなとは思います

②総合病院

総合病院は大学病院に比べて多い印象でした。ただ、総合病院でも公的な病院の募集は少なかったと思います。これも産休育休代替の職員募集だったり、非常勤の募集をみました。ただ、大学病院と違い、産休育休の期間限定と聞いていて期間限定ではなくそのまま勤めていることができることもあるようです😏私の知っている方も代理で入職し、そのまま常勤になった方がいましたので面接等で確認してみてもいいと思います。

③検査センター

検査センターは①や②と違って、求人数がありました。ただ、検査技師の方は知っていると思いますが、センターには本社勤務かブランチ勤務(大学病院などに入って検査を行うこと。ただし、検体検査のみを行う)かによって募集の数が違いました。ブランチは病院で働くために病院の形態に合わせます。夜勤やオンコールがあったりと仕事の内容もハードな印象を受けました。私のような子供がいる方は、勤めるのが大変な印象があります。ただ、中には日勤帯のみのパートの募集があり、これを狙って応募するといいかもしれませんね。私が勤めていたセンターは働いている方が同じように子供のいる方が多いので働きやすかった印象があります(これは働いている環境ですので、検査センターだけではないと思いますが)

④クリニック

これは③と同様にありました。クリニックは病院と比べて小規模なために技師の仕事内容がオールラウンドになります。具体的にいうと採血とエコー、検体検査、生理機能検査全てやるイメージです。クリニックの規模にもよりますが、大方検査の名のつくものは全てやるイメージです。ただ、採血とエコーさえできれば採用されるイメージです。エコーは経験者を優先すると書いてますが、「未経験者でも相談に乗ります」と書いてあることが多くなりました。そのため、クリニックに転職希望の方はエコーはできなくても採用されてからエコーの技術を学べるので面接でそこをアプローチしてもいいかもしません。例えば、今はできなくてもエコーの技術を習得したいって言うのもいいかもしれませんね

⑤治験関係(SMOなど)

知っている方もいると思いますが、治験関係で働くCRC(:Clinical Research coordinator)は医療の有資格者であることが前提です(ただし、稀に文系出身者や、無資格者でもこの仕事をしていた方もいますが、少数派でないでしょうか)勿論、検査技師も対象となっていて、求人も多いようです。

夜勤がないため、子供のいる方でも働きやすい方に入るではないでしょうか?

SMOは女性が働きやすい条件が整っていて、フレックス勤務、時短勤務も選択肢に含まれていたように思います。条件がいいのもあって人気があるようです。

ただ、治験の数によって忙しさに波があり、求人数も増減も波があるようです

⑥検診関連(巡回検診・人間ドック専門施設など)

検診を扱う施設のことで巡回・人間ドック専門のクリニックです。春先、秋に求人を見かけます。主に生理機能系、採血の仕事をします。エコーができる方が有利になります。(特に常勤希望の方)エコーができなくても非常勤は応募がしやすいようです。ただ、季節で忙しさの波があるため、転職時期を注意してみた方がいいと思います

3.仕事を探す場所

①ハローワークに登録する

ハローワークで仕事を探したい場合、ハローワークに行き登録します。

これでハローワーク内や自宅でネットで検索するときにハローワークの登録番号を入力することで詳細条件を確認できたり、就職相談やハローワークからの紹介を受けることができます。ただ、ハローワークに必ず、行き紹介状をもらわないと応募ができないやネット上のみの職場の状況だけで内容が分かりにくい欠点がある一方、ハローワークの職員さんが何人応募に来たかどうしたらいいかの連絡をしてくれるため自分で初めに連絡を取らなくてもいいことや応募状況の把握ができる利点もあります

②医療系職業紹介に登録する

①に似ていますが、一人ずつキャリアコンサルタントがつくためにその職場に適応があるかの相談や、面接前の段取りも組んでくれます。相談時間も夜間やときには休日も対応してくれるところもあるようです。その点はハローワークよりは相談しやすい環境です。ただ、面接等の時間調整などで間に仲介が入るため、なかなか返事が来ないなどのことも合るようです。こちらからキャリアコンサルタントにマメに連絡を取るといいと思います

③とらばーゆやタウンワークなど就職情報誌から応募する

①、②に比べて少ないですが、就職情報誌をよくみていると検査技師の募集もあります。ただ、全て自分で連絡を取り、面接の調整などもしなくてはなりません。ただ、仲介に人が入らないため、なかなか連絡がこないと言うことは少ないです。就職活動を手間をかけることに抵抗がない人はどんどん進めるようです

⑤同業者の仲間に声をかける

実は仲間内ではこれ仕事を見つけた人が多かったです。まず、友人に転職する旨を伝えて、勤務先で求人に空きがあったときに教えてもらうようにしておきます。こうすると勤務条件も伝えやすいので、融通が効くようですね。ただ、紹介で入る場合は、紹介した人の顔に泥を塗らないように気をつけて、面接やその後の勤務もするようにしないと紹介した人との関係が悪化するので注意しましょう

4.最後に

①これから退職を考えたり、転職を考えたりする検査技師さんも多いと思います。病院にするかクリニックもしくは検査センターにするかもしくは検診施設にするかはじっくり就職情報を読んで分析しましょう。お子さんがいる方は特に夜勤があるかとか技師の人数はどうかなどよくよく確認するようにしましょう。確認しないまま入職し、せっかく転職したのに合わなかった、条件が違うことのないようにしましょう

②今、できない検査でも条件によっては入職してから研修させてくれるところもあるので面接で言ってみてもいいと思います。施設によっては入職してからマスターすることを条件に採用が決まることがあります。できない検査があるからと言って諦めない方がいいと思います

③求人を探すのにハローワークのみとかではあらゆるネットワークを使って求人を見つけた方が就職活動が早く進むと思います。決して一つにこだわることにないように複数利用しましょう

色々書き連ねましたが、私の転職活動の記録が参考になるといいと思います

皆さんに転職活動に幸運が舞い込みますように

 

 

 

 

 

 

 

 

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